体重計

ただ減らせばよいというわけではありません

食事制限は肥満症改善に非常に有効な手段の一つです。そもそも、本来のダイエットの意味は食事療法のことであり、習慣的な栄養摂取という意味の言葉です。しかし、現代では運動も含めてダイエットと言われるようになりました。そんな食事制限ですが、まず前提として栄養バランスが整っていることが重要であり、そこから量を減らして摂取カロリー量を減らします。徐々に減らしていくことで自ずと体に負担がなく肥満症の改善につながります。痩せるためなら脂質を全く取らなければいいのではないかと考える人もいますが、推奨できません。脂質を全く取らなかった場合、体の機能に悪影響が出るほか、肌や髪の毛にも良くありません。最悪の場合栄養失調になることもあるため、脂質は摂る必要があるのです。なお、脂質は基本的にどんな食材にも含まれているのでよほど制限しない限り必然的に摂取することになります。食事量や栄養も大事ですが、食事のタイミングも肥満症の改善には必須です。食事のタイミングは、「寝る4時間前に取ること」と「規則正しい時間に食べる」ということを守りましょう。食事をし、消化途中で眠ってしまうと消化に悪くなってしまうからです。また、食事の時間が毎日バラバラだと、栄養の摂取効率が上がるため太りやすくなってしまいます。よって、食事は規則正しく食べれば一定の栄養摂取効率をキープできます。

食事療法で肥満を解消するステップ

脂肪分・塩分の高い食事を控える

食事療法で肥満を防ぐためには、過剰なエネルギー摂取を控えることが先決です。特に脂肪分や塩分の多い食事は肥満を助長させることになるので、出来る限り控えるのがいいでしょう。目安としては脂肪分は総エネルギーの25%未満、塩分は10g未満になるので、食事の内容を見直すことが大切です。

必要な栄養分の食事を補う

1日の総エネルギー量が多い人は、食事療法において減食をしないといけない人もいます。この場合、心配なのはカルシウム不足であり、不足量が多くなるとイライラ・ストレスの原因になります。減食をしていても必要な栄養素を補う必要はあるので、カルシウムを中心に必須栄養素を積極的に取り入れる工夫が必要です。

不規則な食習慣を改善

食事は食べすぎてもいけませんし、食べなさすぎてもいけません。つまり、健康的な食習慣を身につけることが重要なのです。基本は1日3食をきちんと食べる習慣がベストであり、習慣化しやすいでしょう。 特に朝ごはんを抜いてしまう人はなるべく食べることを心がけて、変則的な食習慣の場合は決まった時間に食べるようにすることが一番です。